心に触れる写真を撮る人
ほんだ いおり
千葉県浦安市生まれ。駒沢女子大学人文学部映像コミュニケーション学科卒。
在学中はエディトリアルデザインについて学び、絵本や雑誌などを作成。
学生時代から約10年間東京ディズニーリゾートにて準社員として従事。
独学で写真を学びフォトマスター検定を取得後、
2013年-2018年契約社員として、カメラマン時間帯責任者を勤める。
2018年-2020年ウェディングフォト事業に異動、婚礼写真のセレクト、商品の検品を行なう。
2020年4月よりフリーランスフォトグラファーとして活動。
2022年12月表参道にて自身初となる作品展を開催。
小学校中学年の頃より、性自認への違和感を持ち、
身体は女性、心は男性のFtMトランスジェンダーであると自認するも自身のジェンダーを隠して生活。
2018年に仕事中にパニック障害を発症し、その後うつ病を経験、重篤診断を受け、聴覚過敏や対人恐怖症などの影響で徐々にできないことが増え日常生活が送れなくなっていく。
2020年フリーランスを機に、性自認をカミングアウト、マインドセットやカウンセリングを学び、うつ病を克服。
ほんだ いおり作品展[Blue]
2022年12月11日〜12日 東京 表参道
暗い海の底から浮上し、光が溢れた空へ視点が移り変わるストーリーを持たせた自身初の個展。
重度の精神疾患を克服、性自認を公表し、
自分を隠さず、自分らしく生きていきたい。という変化を通して、
「何を好きになってもいい」「自由に好きなことができることを大切にしてほしい」
そんなメッセージを込めた個展でした。